葡萄の花切り

収穫は8月末です。

 話せば長くなるのですが、うちの小さな庭には葡萄の木があります。世話が大変なんじゃないの?素人にできるの?とよく聞かれますが大丈夫です。マメでなくても簡単にできますよ。ただし、この時期、花きりだけはした方がいいと思います。一本の枝に2つのふさがつくんです。これをこのままにしておくと、葡萄が2つくっついて実が痛んでしまいます。またふさが多く着きすぎて甘くなりませんから各枝1つにします。さらに残したふさも切り込んで先の方だけ花を残すようにします。

このままにしておくと

 これだけ切ってもあと半分残ってるので、うちで食べ切れるような量ではありません。近所に配って、職場にも持っていきますが、ただということもあって好評です。売っているブドウとは違って爽やかな甘さです。見た目マスカットですが、味はデラウエアに似ているように思います。

今日やりました。

 実はこの葡萄、種類がわからないんです。果樹研究所に勤める義理兄が見てもわからず、雑種で片付けられました。ホームセンターで小さな鉢植えで売られていたんですが、綺麗な実がついていました。食べられるの?と聞くと、おばさんは首を振りながら「観賞用だよ」と言いました。確か1000円だったと思います。

 初めはベランダに置いてたんですが、まるでジャックと豆の木のように伸びていくんです。朝夕水を与えても次に見ると萎れています。観賞用と聞いているのですが、樹勢が旺盛です。

「私はこんな鉢植えに収まるようなブドウではありません。もっと大きくなってたくさん実をつけたいのです。」

 葡萄の野心を感じたので庭の隅っこに植えるとこの通り生い茂って毎年食べ切れないほどの実をつけるようになったというわけです。

 葡萄はながーい枝をつけますから、場所によって綺麗で大きな実もあれば、そうでない実もあります。収穫期の8月末ごろ、立派な実は誰かにあげて、貧相なやつは木にぶら下げておきます。すると9月を過ぎて紫色になり甘く美味しくなるんです。

 葡萄にも立派な実とそうでない実がありますが、やるべきことをやって最後まで待っていれば全部美味しい葡萄になります。人間も同じように誰もがなりたい自分になれるんだよと教えてくれているように思います。

投稿者: roundstone1966

高校の教員をしています。数学の授業の評判は今ひとつなのですが、学級通信だけは面白いと褒めてもらっています。大学受験に向かう生徒を励ます目的で書いたものが大半ですが、皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

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