ネコの去勢について

 ラピが8ヶ月になろうとしていました。そろそろ去勢をしなければならないと思いながら、なかなか行動に移せないでいました。

 確か、子供の頃飼っていた猫は盛りの時に出て行ったまま帰ってきませんでした。ラピは部屋飼いですが盛りがつくと喚きまくって大変らしいです。動物病院でもらったパンフには去勢、避妊は飼い主の責任とも書いています。メリットもたくさんあり、迷子や喧嘩による怪我、病気のリスクを減らして長生きできるそうです。

 しかしながら、生物としての生きる目的、子孫を残す権利を人間の都合で奪ってしまっていいものなのでしょうか。猫は体一つで生きています。服が欲しいとか、スマホ買ってとか言わないのに、この小さな生き物の大切な体の一部をとってしまうんです。

 睾丸を取ってしまうと盛りがつかないだけでなく、ある種の成長ホルモンが分泌されなくなって、いつまでも少年のままだそうです。今はとっても活発で、家の中を走り回っています。興味があるものを見ると目がまんまるになって、お尻を振って飛びつきます。これが去勢というぐらいなので、通勤電車のサラリーマン(私を含む)のようになってしまわないか心配です。

 でも想像して見ました。ラピがある時脱走し、どこかの猫さんを妊娠させて子猫が生まれたら、その子がまた捨てられたり、保健所に連れていかれるかもしれません。そのことに責任が持てない以上、やはりラピには手術を受けてもらうしかないでしょう。ごめんなさい。

 ラピは一晩泊まって帰ってきました。怖かったのでしょう元気がありません。おまけにエリザベスカラーが付けられていて、窮屈そうです。膝に乗せるとゴロゴロといって眠りました。痛い目に遭わされたのに恨みや憎しみはありません。人間と暮らす使命を受け入れたのでしょうか。

 2、3日するとラピは元気になりました。エリザベスカラーを器用に振り上げて階段を駆け上がっていきます。冷蔵庫に飛び乗る時もぶつかったりしません。でも体を舐められないんです。見ていて辛い2週間が終わり、カラーを外しました。

 結局、去勢による性格の変化はなく、活発さも失われませんでした。見た目もこの通り、ちゃんと男の子です。

 性を失い、生涯独身を貫かなければならないラピですが、毎日健気に振る舞って私たちを癒し、また元気付けてくれています。

投稿者: roundstone1966

高校の教員をしています。数学の授業の評判は今ひとつなのですが、学級通信だけは面白いと褒めてもらっています。大学受験に向かう生徒を励ます目的で書いたものが大半ですが、皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

ネコの去勢について」に5件のコメントがあります

      1. えー、4歳。子猫だと思っていました。これ系の猫って、若く見える子多いですよね。カプチーノちゃんです。子猫の時は、カプチーノの色合いでした。もう14歳です。オアフ島のマカハのブリーダーさんからいただきました😻

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      2. カプちゃんですか。やっぱり英語で話さないとダメなんでしょうね。いいおうちに飼われて幸せですね。実はもう一匹いるんです。また読んでください。

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