猫の室内飼いについて

 子供の頃飼っていた猫はみな、3年ぐらいでいなくなったり、病気で死んだりしました。人間の食べ物を与えると塩分が多いんですね。猫に対するいろんなケアが不足していました。あと、放し飼いだとオスはどっかに行ってしまいます。

 住宅地で放し飼いはルール違反ですので、ラピは完全室内飼いです。近くに大きな道路も通っていますから心配です。

 ところが、元は野良ですから土を知ってるんです。ガラス越しに見える庭に出たがります。窓をカリカリします。かわいそうなのでリードをつけて、毎朝20分ほど庭に出していました。犬のように散歩できればいいのですが、狭いところに入っていきます。塀の上とかに登るのでうっかりリードを手離してしまうと危険なんです。遠いところにはいけません。

 秋のとてもいい天気の休日、ラピが外に出たいといって窓をカリカリします。しばらく私を見つめてまたカリカリします。右に行って、左に行って、それから足元に来て私を見つめます。とても切実な願いです。

 室内で飼うと長生きするといっても10年から15年ぐらいです。人間よりもずっと短い猫生なのに、去勢され監禁されて、庭で遊びたいというたった一つの願いも叶えられないのです。木に登って遠くを見たり、蝶々やトカゲを捕まえたい。猫にもやりたいことがあるんです。

 ちょっとだけ。始めてリードなしでラピを庭に出しました。しばらく近くにいましたが、リードがないことに気がついたのか、どこかに行ってしまいました。

 しまったと思いました。一度出したらまた行きたいといって行動がエスカレートするに違いありません。理由があって決めたことですから、飼い主がブレてはいけないんです。しかし、1時間も経たないうちにラピは帰ってきました。しかも、お友達を連れてきたのです。ラピが入れといったので、お友達も遠慮なくわが家に入ってきました。

              つづく

投稿者: roundstone1966

高校の教員をしています。数学の授業の評判は今ひとつなのですが、学級通信だけは面白いと褒めてもらっています。大学受験に向かう生徒を励ます目的で書いたものが大半ですが、皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

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