ペット保険は大事だよ

猫は服や靴を欲しがらないし、スマホも持ちません。フットサルはしないし、塾に通わせる必要もありません。

 考えてみると、餌と水しかいらないんです。猫を飼うためにお金の心配は無用。そう思っていました。

 6月のことです。チャチャが朝からずっと寝たままです。これは変だと思い、病院に連れて行きました。熱があり、何かの感染症か、熱中症の疑いもあるとのことで、点滴を受けました。家に帰ると動き回って餌も食べたのでひとまず安心しました。

 ところが次の日も寝たままで、触ってみると熱があります。日曜だったのですぐに病院に連れて行きました。点滴を打つと夕方にはまた元気になりました。ちょっと大袈裟だったかな。猫だって調子の悪い時ぐらいあるでしょう。

 ところが月曜、火曜、水曜、チャチャはどんどんと弱っていきます。もしかして車と接触したか、高いところから落ちたのかもしれません。木曜日、腹膜炎の検査をするために入院です。

 レントゲン検査の結果、内臓の損傷は認められませんでした。血液検査の結果にも大きな異常がありません。だから、毒を食べたのでもないようです。

 退院後は少し元気になって、餌も食べたので日曜は点滴をしませんでした。異常がないのだからそろそろ治るでしょう。

 しかし月曜日の朝、チャチャはもう起き上がれなくなっていました。餌も食べません。仕事から帰ってからでは手遅れになると思い、すぐに入院させました。

 迎えに行くと先生から、もうここでは手に負えないので大きな病院を紹介すると言われました。これはただ事ではありません。

 次の日、隣町にある動物病院に、紹介状を持ってチャチャを連れて行きました。診察室が5つもある大きな病院です。ちょび髭の若い先生が診てくださり、炎症値が高いのでいくつか抗生剤を試して効き目がなければMRI検査をすると言われました。MRIを使えば、例えば感染性の髄膜炎なども解るらしいです。

 これまで予防接種はしてきましたが、保険には入っていませんから全て実費です。点滴は1回5000円、レントゲンは約2万円、2回の入院でもう既に10万円以上の治療費がかかっていますが、MRI検査からさらなる高額医療に突入の予感です。どれぐらいかかるのかわかりませんが、大切な家族です。途中で投げ出すわけには行きません。貯金がなくなればバイクを売ればいい。それでも足りなければ次男に大学を辞めてもらいましょう。

 その次男が毎日チャチャを病院に連れて行きました。猫は血管ではなく皮下に点滴をしますから、連日の点滴で毛皮が伸びて垂れ下がってしまいました。体重が500gも減ったので、ダブダブの服を着ているようです。

 どんな薬が使われたのでしょう。ちょび髭の先生のところに行ってから10日あまりでチャチャは回復し、炎症値も下がって治療は終了しました。MRI検査は回避でき、次男も大学生を続けることができます。先生ありがとうございました。

 結局治療費は15万円ほどかかりましたが、2匹が走り回ったり、テーブルの上に飛び乗る姿を見て、私たちは日常が戻ったことに感謝しました。日頃、もっといい暮らしができないものかと思ったりもしますが、なんでもない普通の毎日こそ尊いのだということを痛感させられる出来事でした。

 コロナ禍で様々な不自由をされておられる方々にも早く日常が戻りますようお祈りします。

dav

投稿者: roundstone1966

高校の教員をしています。数学の授業の評判は今ひとつなのですが、学級通信だけは面白いと褒めてもらっています。大学受験に向かう生徒を励ます目的で書いたものが大半ですが、皆さんに読んでいただけたら嬉しいです。

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